今回のスタイルは、黒髪の持つ清潔感と大人っぽさを活かしながら、毛流れと束感で今っぽさをプラスした「黒髪ウェットフェザーマッシュ」。
重たく見えやすい黒髪のマッシュスタイルですが、トップから前髪にかけて細かな毛束を作り、ランダムな動きを加えることで、軽さのある立体的なシルエットに仕上げています。
最大のポイントは、マッシュの丸みを残しながら、サイドと襟足をコンパクトに締めていること。
サイドは耳まわりをすっきり見せ、トップとのメリハリをしっかり作っています。横に膨らみやすい方でもシルエットをコントロールしやすく、正面だけでなく横から見た時にも頭の形がきれいに見えるようにデザインしています。
メンズスタイルでは、正面からの印象だけでなく「横顔」が非常に重要です。
特にマッシュ系はトップのボリューム、後頭部の丸み、耳まわりの締まり方によって印象が大きく変わります。今回のスタイルではトップに高さを出しながら、サイドをタイトにすることで、メリハリのあるシルエットを作っています。
前髪は完全に一直線に下ろすのではなく、束ごとに隙間を作ったシースルー感のあるデザイン。
目元ギリギリに設定することで、若々しさを残しつつ、少し色気のある雰囲気に仕上げています。
さらに、前髪からトップにかけて自然な毛流れを作ることで、一般的な重めのマッシュとは違う「フェザー感」をプラスしています。
羽のように軽く動く細かな束感があることで、黒髪でも重たく見えにくいのが特徴です。
黒髪だからこそ「質感」が重要
黒髪は清潔感があり、学校や職場でも取り入れやすい一方で、スタイリングをしないと全体が一つの塊に見えやすい特徴があります。
そこで今回のスタイルでは、長さを極端に短くするのではなく、毛量調整と質感作りによって軽さを表現。
毛先が自然に動くようにカットしておくことで、スタイリング剤をつけた時に束感が出やすくなります。
カラーをしなくても十分にデザインを楽しめるため、黒髪を活かしたい学生さんから社会人の方までおすすめです。
ウェットな質感でさらに立体的に
仕上げは完全なドライ質感ではなく、少し濡れ感を残したウェットスタイリング。
スタイリング剤を髪全体になじませ、トップはつぶさずに根元のボリュームをキープします。
その後、指先で細かな束をつまみながら、前方向・斜め方向へランダムに動かしていくのがポイントです。
すべての毛束を同じ方向へ流してしまうと整いすぎた印象になるため、あえて少しランダム感を残します。
トップには高さ、前髪には抜け感、サイドにはタイトさ。
この3つのバランスを意識すると、写真のような立体感のあるフェザーマッシュに仕上がります。
セットが苦手な方にもおすすめ
一見すると細かくセットしているように見えますが、ベースのカットが整っていれば毎日のスタイリングは難しくありません。
ドライヤーでトップの根元を起こしながら乾かし、前髪は自然に下ろします。
完全に乾かした後、ワックスやグリースなどを少量なじませて束感を作れば完成です。
朝のセットに長い時間をかけたくない方にもおすすめ。
パーマを組み合わせれば、さらに簡単に毛流れや立体感を再現することもできます。
直毛で動きが出にくい方はニュアンスパーマ、シャドウパーマなどをプラスすると、乾かしただけでも自然な動きが出やすくなります。
反対に、もともとクセがある方の場合は、そのクセを活かしながら必要な部分だけボリュームを調整する方法もあります。
清潔感とトレンド感を両立
メンズヘアで大切なのは、ただ流行の髪型にすることではなく、その方の骨格・髪質・毛量・生え方に合わせること。
同じマッシュでも、前髪の長さを数センチ変えるだけで印象は大きく変わります。
サイドをどこまで短くするのか、トップにどれくらい長さを残すのかによっても、似合わせの幅は大きく広がります。
今回の黒髪ウェットフェザーマッシュは、マッシュ特有の柔らかな雰囲気と、短く締めたサイドの男性らしさを両立したスタイル。
さらにウェットな束感をプラスすることで、シンプルな黒髪でも存在感のある仕上がりになります。
派手なカラーをしなくても髪型で印象を変えたい方、マッシュにしたいけれど重たく見えるのが苦手な方、清潔感を残しながらトレンドを取り入れたい方にもおすすめです。
正面だけではなく、横顔まできれいに見えるシルエット。
黒髪の魅力を活かしながら、束感・立体感・抜け感をバランスよく取り入れた、今おすすめしたいメンズスタイルです。
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オーナー
筒井 利貴