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実家の秩父へ帰省

2026.8.23

先日、お盆ということで、実家のある秩父へ帰省してきました。

今回の帰省は、いつもの「実家に帰る」という感覚とは少し違うもの。

今年は父の新盆。
そして、母にとっては二回目のお盆になります。

両親がいた頃は、お盆に実家へ帰ることも当たり前のように感じていました。

「今年も帰るか」

そんな何気ない行事のひとつだったように思います。

でも、父と母を見送った今、同じ道を走り、同じ景色を見ながら実家へ向かっていても、感じるものは以前とはまったく違います。

懐かしさと寂しさ。

そして、「今年も帰ってきたよ」という不思議な安心感。

いろいろな気持ちが入り混じる帰省となりました。

やっぱり秩父は自然がすごい

久しぶりに帰ると、改めて感じるのが秩父の自然の豊かさです。

山に囲まれ、緑が深く、少し車を走らせれば景色が一気に変わります。

普段生活している場所とは、空気の感じまで違うように思えます。

そして今回、そんな秩父らしい出来事がありました。

なんと、お猿さんと鹿さんに遭遇!

お猿さんだけでも「おお!」となるのに、さらに鹿まで。

さすが秩父(笑)

子どもの頃から自然が身近にある環境ではありましたが、大人になってから改めて見ると、そのすごさに気づかされます。

昔だったら当たり前に見ていた山や川、木々の景色も、今見るとものすごく贅沢。

都会ではなかなか味わうことのできない、時間がゆっくり流れているような感覚があります。

お猿さんや鹿さんとの遭遇も、なんだか「おかえり」と言われているようで、少し嬉しくなりました。

実家の近くには三峯神社

そして秩父といえば、やはり外せないのが三峯神社。

全国的にも有名なパワースポットとして知られている場所ですが、実家から近いこともあり、昔から身近な存在でした。

不思議なもので、近くに住んでいた頃は、それほど特別な場所だとは思っていなかった気がします。

でも地元を離れ、大人になり、仕事をするようになってから三峯神社を訪れると、昔とはまったく違った印象を受けます。

山の中を進んでいくと、少しずつ空気が変わっていくような感覚。

木々に囲まれた境内は静かで、日常の慌ただしさから少し離れられる場所です。

仕事をしていると、どうしても頭の中は次の予約や技術のこと、これからやりたいことなどでいっぱいになります。

特に自分の場合は、休日もセミナーへ行ったり、新しい技術や薬剤について勉強したりすることが多く、完全に仕事のスイッチを切る時間は意外と少ないものです。

だからこそ、秩父に帰り、山を見て、自然の中に身を置く時間は大切なのかもしれません。

三峯神社のような場所へ行くと、何か特別なお願いをするというよりも、

「また頑張ろう」

そんな気持ちになります。

父の新盆、母の二回目のお盆

そして今回、何より大切だったのが両親のお盆です。

父にとっては初めてのお盆となる新盆。

母は二回目のお盆。

父と母がいない実家というのは、やはり不思議なものです。

そこにある景色や建物は大きく変わっていなくても、父や母の姿がないだけで、まったく違う場所のように感じる瞬間があります。

子どもの頃は、親がいることが当たり前でした。

実家に帰れば親がいる。

何かあれば話をする。

そんな日常がずっと続くような気がしていました。

でも当然ながら、時間は止まってくれません。

自分も歳を重ね、父も母も歳を重ね、いつかは別れがやってきます。

頭では分かっていても、実際にその時を迎えてみると、やはり簡単に言葉にはできないものがあります。

それでも、お盆という日本の風習はいいものだなと思いました。

「帰ってきているのかな」

そう思いながら手を合わせる時間。

普段は仕事や日常に追われていますが、お盆になると自然と父や母のことを思い出します。

昔言われたこと。

一緒に過ごした時間。

何気ない会話。

子どもの頃の記憶。

その時には何とも思っていなかった出来事が、今になって大切な思い出だったことに気づきます。

「帰る場所」があるということ

秩父を離れてから時間が経ち、今は自分の生活や仕事があります。

それでも、山を見ながら実家へ向かうと、どこか懐かしい感覚になります。

お猿さんがいて、鹿さんがいて、少し行けば三峯神社がある。

改めて考えると、なかなかすごい環境で育ったものです(笑)

そして、そんな故郷があること自体が、とてもありがたいことなのだと思います。

父と母の姿を見ることはできなくなっても、秩父へ帰れば思い出すことがたくさんあります。

景色を見れば思い出す。

道を走れば思い出す。

実家へ帰れば思い出す。

思い出というのは、場所と一緒に残っていくものなのかもしれません。

今回のお盆は、父の新盆、そして母の二回目のお盆ということで、いつも以上にいろいろなことを考える帰省になりました。

仕事を一生懸命することも大切。

新しい技術を学ぶことも大切。

前へ進み続けることも大切。

でも、ときには自分が育った場所へ戻り、自分の原点を思い出す時間も必要ですね。

秩父の山々と自然。

お猿さんと鹿さん。

そして実家近くの三峯神社。

たくさんの自然に囲まれながら、父と母に手を合わせ、

「今年も帰ってきたよ。元気にやってるよ」

と報告してきました。

また次に帰る時まで、しっかり仕事をして、しっかり勉強して、一日一日を大切に。

父と母に胸を張って報告できるように、これからも頑張っていこうと思います。

久しぶりの秩父。

少し寂しくて、でもどこか温かい。

そんなお盆の帰省になりました。