プロモデルさん撮影
先日は、営業とは少し違った特別な一日。
当サロン専属のプロモデルさんにご協力いただき、メンズヘアスタイルの撮影を行いました。
「床屋がモデル撮影?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際、理容室ではプロのモデルさんを起用して、定期的にヘアスタイル撮影を行っているお店は、まだそれほど多くないと思います。
でも、美容室の世界ではモデル撮影は決して珍しいものではありません。
新しいヘアスタイルを作り、モデルさんに合わせてカットやカラー、パーマ、スタイリングを行い、照明や角度、衣装、背景まで考えながら作品として残していく。
美容師さんにとって、撮影も技術を磨く大切な仕事のひとつです。
だからLINKもやります。
「床屋だから、そこまでしなくてもいい」
ではなく、
「床屋だからこそ、そこまでやりたい。」
これが僕たちの考えです。
■ カットが上手いだけでは伝わらない
どれだけ丁寧にカットしていても、どれだけ細かくシルエットを作り込んでいても、それを写真で表現できなければ、お客様にはなかなか伝わりません。
特に今は、ホームページやInstagramなどでヘアスタイルを見てからサロンを選ぶ時代。
「こんな髪型にしたい」
「この雰囲気が好き」
「自分もこうなれるかな?」
写真一枚が、お客様が新しいヘアスタイルに挑戦するきっかけになることもあります。
だからこそ、LINKでは撮影も大切な技術のひとつだと考えています。
今回も、ただモデルさんをカットして写真を撮るだけではありません。
正面から見たシルエット。
横から見たライン。
襟足の収まり。
トップのボリューム。
前髪の立ち上がり。
毛束の動き。
光が当たった時の立体感。
そして、そのモデルさんが一番カッコよく見える角度。
普段のサロンワークとはまた違った視点で、ひとつのヘアスタイルを徹底的に見ていきます。
これが、ものすごく勉強になるんです。
■ プロモデルさんだから分かること
今回撮影に協力していただいたのは、当サロン専属のプロモデルさん。
やはりプロは違います。
立ち方、表情、目線、顔の角度。
こちらが作ったヘアスタイルを、どうすれば一番カッコよく見せられるのかを理解してくれています。
同じヘアスタイルでも、ほんの少し顔の角度が変わるだけで印象が変わる。
前髪の毛束を数ミリ動かすだけでも写真では大きな違いになる。
普段、お客様をカットしているだけでは気づきにくい細かな部分まで見えてきます。
そして撮影した写真を見返すと、
「ここをもう少し締めた方がいいな」
「トップにもう少し高さが欲しい」
「横から見た時は、ここの毛流れが重要だな」
と、技術者として新しい発見がたくさんあります。
つまり撮影は、宣伝のためだけではありません。
僕たち自身の技術を客観的に確認するための時間でもあるんです。
■ 「理容室」と「美容室」の境界線を越えていきたい
LINKは理容の良さを大切にしています。
シェービング。
刈り上げ。
フェード。
メンズカット。
細部まできっちり整える技術。
これは理容師だからこそ大切にしたい部分です。
でも同時に、美容室が得意としてきたデザインや撮影、トレンドの発信方法からも積極的に学びたい。
どちらか一方ではなく、
「理容の技術」と「美容の感性」。
その両方を取り入れることができれば、もっと面白いサロンになると思っています。
昔ながらの床屋さんの良さを残しながら、新しい技術、新しい薬剤、新しいデザイン、新しい見せ方にも挑戦していく。
LINKが目指しているのは、そんなサロンです。
■ メンズヘアは、もっと面白くなる
メンズスタイルも以前とは大きく変わりました。
アップバング、センターパート、フェザーマッシュ、スパイキーショート、ツイストスパイラル、スペインカール、フェードスタイルなど、選択肢は本当に増えています。
さらに、同じ髪型でも骨格や髪質、毛流れ、仕事、服装によって似合わせ方は変わります。
だからこそ、僕たち技術者もアップデートし続けなければいけません。
セミナーに参加する。
新しい薬剤を勉強する。
新しい技術を試す。
そして、モデル撮影をする。
すべてはつながっています。
「昨日と同じことを今日もやる」だけではなく、昨日より今日、今日より明日。
少しずつでも技術と感性を磨き続けたいと思っています。
■ 床屋が本気で撮影したっていい
むしろ、これからはそんな理容室がもっと増えても面白いと思います。
カットして、顔を剃って、終わり。
それだけが床屋ではありません。
ヘアデザインを考え、ファッションを考え、写真として表現し、お客様に新しいスタイルを提案する。
理容室にも、まだまだできることはたくさんあります。
本日の撮影で完成したスタイルは、これからホームページやInstagramなどで少しずつご紹介していく予定です。
「あ、この髪型いいな」
「次はこれにしてみたい」
そんなふうに思っていただける一枚があれば嬉しいです。
完全個室の空間で、静かに、丁寧に。
そして技術については、とことん貪欲に。
床屋の良さはそのままに、美容室から学べるものはどんどん取り入れる。
LINKはこれからも、理容・美容という枠にとらわれず、
「カッコいいものは、カッコいい。」
そのシンプルな感覚を大切にしながら、新しいメンズスタイルを発信していきます。
本日はモデルさん、撮影にご協力いただきありがとうございました。
そして今回の撮影で得たものを、明日からまた目の前のお客様のヘアスタイルへ。
撮影して終わりではなく、
学んだことをサロンワークに落とし込んでこそ意味がある。
床屋だけど、本気で撮影する。
いや、
床屋だからこそ、本気で撮影する。
これからのLINKのヘアスタイルにも、ぜひご期待ください。